中学生の頃の夢・・・
夢は調理師さん。その頃は料理をすることに凝っていたのと、食べることが好きだったからです。食べるのは今でも好きですが、料理は凝りすぎてしまい数年で熱が冷めてしまいました。。。
高校生の頃・・・
高校2年の夏休みに進路について真剣に考え、私は「直接、人に何かをしてあげられる職業に就きたい。」と思いました。
その中で考えたのが看護師さん。でも、私は今まであまり大きな病気に罹ったことがなく、看護師さんに関してはほとんどがテレビからの情報でした。いろいろ考えた末、私はいろいろな意味で人の死に耐えられる自信がなかったので開業している個人の医院に就職しようと考えました。街の看板でよく見かける『○○医院』など、内科や外科、歯科でもいいなぁ・・・と。
進学先の看護師の学校を調べるために情報誌を見ていた私は「医療系」の学校で「歯科衛生士」という文字を初めて目にします。そこには当時「女性だけの専門職」とPRされていました。私は「○○限定」という文字に弱いのです。もう少し詳しく読んでみると、どうやら私が「歯科医院の看護師さん」と思っていた女性は「歯科衛生士」だと知ったのです。
歯医者さんには何回か行ったことがあったので、その時の事を思い出すと・・・
「何か先生に難しい言葉を指示されて、ハイッと何かを準備していた人がいたなぁ。」聞き慣れない専門用語を聞き、見慣れない機械の準備をテキパキとしていたので知的なイメージがしました。
「なんか変なの(歯石)を取ってもらったなぁ。」技術的にもデキル人なのだと思いました。
「歯磨き指導をしてもらったなぁ。」優しいお姉さんだったので、女性らしさを感じました。
「そうか!先生の手伝い(アシスタント)だけでなく、代わりに何かできるんだ。」と思ったら、その時の歯科衛生士のイメージは「自立した優しい女性」で、その時に「歯科衛生士になろう!」と決めました。その想いはまさに発見!という感覚でした。
私は決断するまではあれこれとよく考えますが、一度決めたら突き進むタイプのようです。。。
専門学校の頃・・・
高校の先生に歯科衛生士の専門学校へ進学したいと言うと「医療系の学校は大変だよ。」と言われました。たしかに、歯科衛生士になるための国家試験は学校を卒業していないと受験できませんし、もちろん合格するためには学業は必須です。ただし、それだけでなく臨床で通用する技術も養う大切な場所です。そのどちらが欠けても歯科衛生士として通用しません。と、書くと少しは「大変」なように感じるでしょうか?ですが、私は学生の当時あまり大変だとは感じていませんでした。というのもクラスのみんなが同じ目標に向かって頑張っていたので、これが普通だと麻痺していたのだと思います。
それと教務の先生の存在も大きいです。教務の先生はみんな歯科衛生士です。毎朝、素敵な笑顔で私たち生徒を迎えてくれました。そして優しく、時には厳しく指導してくださいました。そんな先生をみて、私は叱られているのに「本当の優しさと厳しさをしっかり持った女性。それが歯科衛生士なんだな」と尊敬しました。
印象に残っているエピソードは、臨床実習中の日誌に何気なく私が書いた「明日は○○があります。きちんと出来るか心配ですが頑張ります。」に対し先生は「きちんと出来るか心配とは患者様に対して失礼です。」とコメントしてくださいました。○○とはアシスタントについてだったと思いますが、たしかに「頑張る」のではなく「やるんだ!」という強い気持ちが大切で、不安な気持ちで接するのは患者様に大変失礼なことだとハッとしました。それをきちんと指摘してくださった先生に感謝したのを今でもよく覚えています。
今の私は当時のその先生より年上で歯科衛生士のキャリアも長くなってしまいましたが、今でも私の目標の歯科衛生士であり目標の女性です。
『前橋矯正歯科』との出会い・・・
私は群馬県の東の方にある「笠懸町」という所に住んでいます。笠懸は近隣の町村と合併して「みどり市」になりました。と言ってもほとんどの方は知らないと思うので、私が住んでいる所を説明する時は最初におおざっぱに「桐生です。」と言っています。そして、前橋の歯科医院に勤めていると言うと、だいたいビックリされます。
自宅から車で10分以内の範囲に歯科医院は10軒以上あると思います。なので、専門学校の就職活動中に考えていた就職先の歯科医院の条件は、
@通勤は車で20分以内
A(子供が好きだったので)小児歯科か矯正歯科もしている
B(ゆっくり食べたいので)お昼休みが1時間以上ある
C(レセプトがさっぱり解らないので)受付の人がいる
D従業員が多すぎない
就職活動中、その条件に合った歯科医院が学校の求人表にあり、早速連絡してみると、すでに他校の生徒に決まったとのことでした。それを知った学校の先生が前橋矯正歯科をススメてくれました。前橋矯正歯科はその年まで実習受け入れ先の医院であり、理事長(当時、院長)は数年前まで矯正科の講師もしていたそうです。学校の卒業生も就職していて、みんな長期間勤務しているので安心。と説明されました。私の実習先ではなく、矯正というのも教科書でしか勉強していないのでよく分かりませんでしたが「子供の患者様がたくさんいそうなので見学をしてみよう。」と思ったのがきっかけであり出会いです。
私が『前橋矯正歯科』に勤務し続けている理由・・・
学校を卒業したばかりの歯科衛生士が一ヶ所の歯科医院で、ここまで長く勤務しているのは珍しいほうかもしれません。
では、なぜ私がここまで長く勤務し続けているのか?(一番の理由は、私がまだ結婚も出産もしていない。ということかもしれませんが・・・)
それは、単純に『面白いから!!』です。いろいろと考えても、やっぱりそこに行き着いてしまいます。
歯科衛生士業務ひとつ一つは細かい仕事ですが、上手く出来たら嬉しいし細かい作業は好きです。
矯正は歯並びや咬み合わせを治す治療ですが、毎月、歯が動いていく経過を診ると「すごいなぁ。良かったなぁ。」と感じます。
治療時間や期間は長くかかりますが、その間、患者様や保護者の方といろいろなお話をさせていただけるのも楽しいです。「これだから辞められない!!」とさえ思う時があります。人見知りの私でも仕事中は違うようです。。。
近年は受付やトリートメントコーディネーターとしての業務範囲も広がり、イベント開催や院内新聞発行など最初は慣れないことで大変でしたが、今は楽しみながらできています。
医院のカラーもはっきりしてきたので患者様にとっても、医院全体が良い方向に変化、成長できていると思います。
最後に・・・
今までいろいろな事があり「私には向いていないのかなぁ?辞めたほうが良いのかなぁ・・・。」と思ったこともありますが、だからといって「辞めたい」と思ったことはありません。つらいと感じても「つらい時こそ頑張る時!」と乗り越えてきました。それは周りの人々のおかげです。最近特に尊敬できる人達と一緒に働けることは幸せなことだと感じています。
『女性は仕事に就くのではなく、人につく』と聞いたことがありますが、私はその通りだと思います。
理事長、院長をはじめ前橋矯正歯科の従業員や患者様、多くの人に支えられ、ここまで頑張ることができました。すべての人に感謝します。そして、一日も早く恩返しができるようにスーパースタッフ、素敵な女性になりたいと思います。
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